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生きるアート  折元立身  [Exhibition]

川崎市民ミュージアムで開催中の折元立身展を見てきました。
この作家の作品は「パン人間」と「アートママ」が有名ですね。
どこかで見たこともあるかと思いますが、実は世界的には結構名のしれた作家のようです。
2016-06-26 13.10.04.jpg


2016年7月号の美術手帖で数ページ特集が組まれており、興味が湧いて川崎まで観に行ったわけなのですが、アートというものをもう一度考えなおす良いきっかけになりました。

折元立身は今年70歳になります。
若き日、東京芸術大学を何度も受験したのですが諦めて、アメリカに渡り、ニューヨークではパフォーマンスをするようになります。
パンを顔につけてパフォーマンスすることで、さまざまな国でリアクションが違います。そのコミュニケーションこそがアートだと確信するようになります。
コレが「パン人間」です。
papa.JPG


パン人間のパフォーマンスで少しづつ知名度も上がってきたのですが、あるとき父が亡くなり、母の面倒を見なければなくなりました。しかも母は認知症を患っているようです。
そこでアーティストをやめるわけではなく、逆転の発想で、介護をアートにしてしまったのです。
このような経緯で生まれてきたのが「アートママ」です。
mama.JPG

作品の生まれる経緯を知ることでこの作家の考えも理解でき、そして昔のパフォーマンスも理解できるようになる。

どんな状況からでも作品は作れる、いや生活そのものがアートになる。
アートがより身近に感じられる、アートの役割を考えさせてくれる展覧会です。

残念ながら、7/3(日)までの展覧会なのですが、折元立身という作家に注目してみるのも面白いと思います。

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