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ネオテニー・ジャパン [Exhibition]

ネオテニー・ジャパンとう展覧会が上野の森美術館で開催中です。

http://www.ueno-mori.org/special/2009_neoteny/index.html

ネオテニー(neoteny)は、動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと。幼形成熟、幼態成熟ともいう。

ということです。
よぷするに大人になれずいつまでも子供のままの大人ということですか?
精神科医の高橋龍太郎氏の現代美術のコレクションから80点ほどを一同に介して展示してますが。
このネオテニー的な要素を感じるのが、逆に90年以降の日本現代アートの共通すると特長です。

これは戦後、自らの文化や哲学を持てず、アメリカの核の傘に守られ、経済至上主義で生きてきた日本人全体の特長でもあるのです。
その中でアニメなどに代表されるオタクに代表されるように、超個人主義に陥ってしまった日本の文化やアートが世界的にみて希少なものになっているようでう。

今回の展示作品に共通するのは、どれも偏執狂的なこだわりを持ってるということですね。
村上隆や会田誠の作品などが、この中にあっては普通に見えてしまうのもそのせいでしょう。

気におなる作品としては池田学の描き込みは『すごい!』の一言で、はじめて原画を見たのですが驚きました。

また町田久美の作品も初めて原画をみましたが、あの線は素晴らしいです。
これは紛れも泣く本物のアートとして通用します。
おそらく世界的にもかなりの線まで行くのではないでしょうか。

ここの美術館では以前も会田と山口の二人展を企画したり、精力的に若い世代の現代アートを紹介しています。
30年前は公募展まがいの二流の作品ばかりが中心だったのが、うそのようです。

しかし、たった一人のコレクターがこれだけの才能と作品を集めるとは、恐れ入りました。
そのほとんどが今の現代アートのブームつくりに貢献してる作家ですので、必ず一度は足を運んでください。
上野は7/15までです。
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猪木vsアリ戦の衝撃 [BOOK]


「爆心地」の芸術

「爆心地」の芸術

  • 作者: 椹木 野衣
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本


椹木野衣 氏の著書「爆心地」の芸術のなかで、『猪木vsアリ』戦について語っています。
まさにこれはハイアートとローアートの戦い。
アートとサブカルの融合・・・
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我々の世代にとっては、この試合をリアルタイムに見られたことは、かなり有意義です。
当時猪木は終始マットに寝転んで、キックばかり。アリが手を出せない状況でした。
もちろんプロのボクサーとまともに殴り合って勝てるはずもないのですが、カッコワリーななんて思ってましたが今となっては色々あったのですねって感じです。

ちなみにこの、『猪木vsアリ』戦のポスターが存在します。
あの俳優の石坂浩二氏がイラストを描いたらしいです。

ヤノベケンジ ウルトラ展 [Exhibition]

名古屋に行ってきました。

豊田市美術館で開催中のヤノベケンジの展覧会を見てきました。
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2009/temporary/yanobe_ultra.html

以前横須賀美術館で見た作品以外にも新作があり、回顧展をかねたような充実した内容でした。
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新作の『ウルトラ―黒い太陽』は天井まで届く大きさで、無数の突起物に覆われた巨大な球体の中で、雷が発生する装置で創造のエネルギーを体感できる装置らしいのですが、イベント時間の制限があり私自身立ち会えなかったのですが、全体を通しての作家の考えがよく分かる展覧会でした。

そして、作家の原風景である大阪万博跡地の荒涼感も少しは感じられたかも。
きしくもオウムのサリン事件やチェルノブイリなどがわれわれが生きているまさにこの瞬間に起きたことで、彼の感じることを実感できるはずなのですが、なぜか空想の世界、漫画の世界の出来事としてしか捉えられないのは、美術館という場所のせいなのか?その点がちょっと物足りなかったのですが、すべての作品が動いていない展示されてるだけの状態だったからなのかも。


有名なバーバラ・クルーガの作品もありましたが、かっこよさばかりが目立ってたのは
私の感じ方が足りなかったせいかも。
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